ワボウ電子では、産学連携を通じてDX人材の育成に取り組んでいます。

先日行われた成果発表会では、立命館大学と共同製作したマルチセンサーモジュール（MSM）の活用事例が紹介されました。

MSMは温度、湿度、気圧、RGBの光強度、レーザー式距離など、9つのセンサーを内蔵しており、環境データの自動収集を実現しています。これにより、リアルタイムでのデータ確認や環境測定の効率化が図られ、現場での業務改善に大いに寄与しています。

特に養殖水槽の水質データ収集システムの構築では、各水槽に設置されたMSMからのデータをクラウド上で管理し、BluetoothやWiFiを通じてリアルタイムでデータを確認できるシステムを構築しました。これにより、現場の作業者がモニターでデータを確認しながら作業を進めることが可能となり、業務の効率化に成功しました。

今後もワボウ電子では、産学連携を通じてDXの推進と人材育成に注力してまいります。